Central Japan International Film & Entertainment Festival 2025.11.2 sun

中部日本国際映画祭Central Japan International Film & Entertainment Festival

中部日本国際映画祭は、愛知県名古屋市を中心に開催される国際映画祭です。
グレーター名古屋(愛知県と周辺県岐阜・三重・静岡)で広域連携を行い
フィルムマーケット・観光・エンターテインメントを世界に発信していきます。
第一段階として名古屋に著名な俳優を招待し国際映画祭規模の映画祭を行います。
名古屋が国際的なシネマシティになるよう努力いたします

ABOUT

名称 第一回 中部日本国際映画祭(英語表記: Central Japan International Film & Entertainment Festival )
主催 一般財団法人中部エンターテインメント推進協議会
実施日 2025年11月2日(日)
開催内容 レッドカーペットセレモニー・表彰式・パーティ

チーフプロデューサー 宮本裕之
エグゼクティブプロデューサー 中臺孝樹

名称 一般財団法人中部エンターテインメント推進協議会
理事
  • 代表理事神谷 誠
  • 理事服部 徹
  • 理事宮崎 敏明
  • 理事宮本 裕之
  • 理事大矢 裕慈
  • 監事山本 康裕
所在地 名古屋市中区東桜2丁目22番18号 日興ビル7F
TEL:052-990-3888
お問合せ 一般財団法人中部エンターテインメント推進協議会
【担 当】
チーフプロデューサー 宮本裕之

ごあいさつ

Director 理事 服部 徹 TORU  HATTORI

Director理事服部 徹TORU HATTORI

この度、「中部日本国際映画祭」を2025年11月2日に開催することをご報告申し上げます。 当映画祭は、当地域が長年培ってきた文化への情熱と、地域社会の文化振興に対する深い思いを具現化する場です。映画は古今東西、時代とともに進化しながらも、人々の心に響く普遍的な価値を持ち続けています。まさに、芸術の粋を集めた総合芸術であり、私たちの生活に多様な感動と考察を与えてくれる存在です。
これまで70年にわたり名古屋駅前で地域の皆さまに映画を届け続けてまいりました。その経験を通じて感じてきたのは、映画が人々の心を豊かにし、時に人生に新たな視点や希望をもたらす力を持っているということです。映画祭を通じて、皆さまが映画の魅力を再発見し、その深い感動をより身近に感じていただけることを願っております。 また、この映画祭は単なるエンターテインメントの提供にとどまらず、地域の文化的資産を発見・発信し、名古屋が世界とつながる国際的な文化交流の一大拠点となることを目指しております。映画が紡ぎ出す物語の数々を通じて、さまざまな価値観や感性が交差し、豊かな対話が生まれることを期待しております。 中部エンタメ推進協議会の理事として、そして地域の一映画人として、この映画祭が皆さまにとって特別なひとときとなり、新たな文化の息吹を感じていただける場となりますことを心より願っております。一歩一歩、映画を通じて魅力ある街づくりに貢献して参ります。

Advisor 中部日本国際映画祭アドバイザー 久松 猛朗 TAKEO  HISAMATSU

Advisor中部日本国際映画祭アドバイザー久松 猛朗TAKEO HISAMATSU

2017年~2021年 東京国際映画祭フェスティバル・ディレクター

この度、名古屋を中心として中部日本国際映画祭が開催されることを心より嬉しく思います。映画は、その背景にその国の人、社会、文化を映し出します。それ故、映画ほどお互いの国を理解するのに適したメディアはないと言われています。
また、映画祭は観客に、映画を観る喜びを共有する場を提供します。アート映画であれ、娯楽映画であれ、それぞれの好みで映画を楽しむ機会を提供します。そして、映画を作る人たちにとっては、見出され、顕彰され、新しいチャレンジへの勇気を与えられる場です。それは、カンヌ映画祭でも、地方のどんな小さな映画祭でも同じです。その意義に於いて、全ての映画祭には価値があります。この映画祭が日本の新しい文化の発信拠点となり、名古屋及びその周辺地域の文化的、商業的活性化に貢献できるよう、アドバイザーとして微力ながらお手伝い出来ればと思います。

Representative  Director 代表理事 神谷  誠 MAKOTO  KAMIYA

Representative Director代表理事神谷 誠MAKOTO KAMIYA

歴史を紐解けば、明治〜大正にかけ「日本の近代女優第一号」となった川上貞奴は、イタリアの大作曲家プッチーニを魅了し、今日まで上演される世界的有名なオペラ『蝶々夫人』に影響を与えました。
また、明治の文豪福澤諭吉の娘婿、後に「電力王」と呼ばれた大実業家の福澤桃介は、伴侶を亡くした貞奴と結ばれ、名古屋に居を構えました。
二人が過ごした邸宅は「二葉御殿(現:文化のみち双葉館)」と呼ばれ、中部政財界の著名人が集うサロンとなり、財界と芸術を繋ぐ依代となりました。
貞奴に続きデンマークに渡った愛知県出身の「花子」は、怨念と悲哀に満ちた激しい演技が評価され、欧米において知名度を上げました。
彼女は『考える人』で有名な彫刻家オーギュスト・ロダンと出会い、彫刻のモデルとなりました。

我々は貞奴、花子のようなフロンティア精神を受け継ぎ、再び日本列島の中心である中部地方から、世界に羽ばたく人材を輩出させることの重要性を感じています。
そのためには、福澤桃介のようなエンターテイメントと経済界を結びつける核が必要です。中部日本国際映画祭は、映画・演劇・音楽・アニメなどジャンルを超えたメディアミックスでエンターテイメントを発信し、日本版ルネサンスを興したいと思っております。

Director 理事 宮崎 敏明 MIYAZAKI TOSHIAKI

Director理事宮崎 敏明MIYAZAKI TOSHIAKI

明治29年(1896年)名古屋初の株式組織「名古屋劇場株式会社御園座」として創業した『御園座』は、歌舞伎をはじめ、演劇、お笑い、音楽ライブなど幅広いジャンルの公演の場として、中部演芸の中心を担ってきました。
そのはじまりは、米穀取引所理事長や名古屋市会副議長として市政に尽力した実業家、長谷川太兵衛の描いた「名古屋に東京や大阪に負けない一流の劇場をつくりたい」という想いまでさかのぼります。
郷土を愛する想いがカタチとなり、完成した『御園座』。明治30年(1897年)の5月に行われた柿葺落とし興行は超満員となり、立ち見席に入りきれなかったお客様が、劇場の外に溢れ返ったと言われています。
御園座の創業からまもなく130年、当時エンターテイメントの中心だった演芸は、技術の進歩と共に新しく生まれた映画やテレビに主役の座を奪われながらも、伝統と革新を経て進化し続けてきました。公演毎に決して同じモノはない一期一会の舞台は、インターネットやサブスクで気軽に映像を楽しめるようになったデジタル全盛の今だからこそ、プレミアムな価値を高め人々を魅了しています。
21世紀の今、日本発のエンターテイメントはゲームやアニメーションが起爆剤となり世界的広がりを見せ、アニメ・ゲームの2.5次元舞台化、アニメ映画の歌舞伎化などジャンルの壁を越えたメディアミックスが、世界規模で巻き起こっています。中部日本国際映画祭は、130年前の名古屋の有志が描いた志を更に発展させ、中部のエンターテイメントを世界に発信する場となります。我々御園座も世界に向けたムーブメントの一翼を担い、中部そして日本の文化・経済を盛り上げていく所存です。

Producer

Chief Producer理事:チーフプロデューサー宮本 裕之HIROYUKI MIYAMOTO

Chief Producer理事:チーフプロデューサー宮本 裕之HIROYUKI MIYAMOTO

伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ 尾張名古屋は城で持つと言われています。
尾張藩七代目の藩主、徳川宗春が遊興娯楽を奨励し、“芸どころ名古屋”のいしずえを築きました。
しかし、現在の名古屋は1981年9月30日に誰もが信じて疑わなかった幻の『名古屋オリンピック』を境に外国人アーティストのライブや大物アーティストのライブ、演劇、エンターテインメントショーなどが行われない、いわゆる『名古屋飛ばし』が行われています。
政令指定都市では、行ってみたい都市では最下位、「最も魅力的に感じる都市」でも最下位、その逆の「最も魅力に欠ける都市」を取ってしまった過去もあります。
リニアが開通すれば、東京品川-名古屋間を40分で結ぶことになります。東京の俳優やアーティストが1時間足らずで名古屋に来る事が可能になります。もちろん日帰りのイベントも可能です。
これを機に映画・演劇・音楽で『芸どころ名古屋』を復活し世界にアピールをして、旅行客が名古屋に来たくなるシネマシティを構築したいと思います。

Executive Producerエグゼクティブプロデューサー中臺 孝樹 TAKAKI NAKADAI

Executive Producerエグゼクティブプロデューサー中臺 孝樹TAKAKI NAKADAI

私は中部日本国際映画祭のエグゼクティブプロデューサーを務める中臺孝樹です。この映画祭を通じて、名古屋を中心とした中部地方にエンターテインメントの活気を呼び込み、次世代のクリエイターたちが輝ける場を提供したいと強く願っています。
映画への愛を胸に、国内外の映画祭で作品を発表してきた私ですが、今度は映画文化を次の世代に繋げるため、この映画祭を通じて新しい才能を応援したいと思っています。また、単なる映画祭にとどまらず、誰もが楽しめるエンターテインメントの祭典にし、人とクリエイティブなアイデアが交わる刺激的な空間を作りたいです。

さらに、エンターテインメントの未来を築くための持続可能なプラットフォーム作りにも力を入れ、中部の魅力を世界に発信します。この映画祭は中部地方の文化と歴史を活かし、唯一無二の国際的な映画祭へと成長させます。

地理的な優位性も活かし、リニア開通後はさらに多くの人が中部に集い、地域の魅力を存分に味わえるようになるでしょう。そして、この映画祭を通じて、世界から人々を引き寄せ、中部の地に滞在し、巡り歩くきっかけになればと考えています。

時代は変わっても、挑戦する心を忘れず、この映画祭を通じて皆さんと共に新しい未来を切り開いていきたい。中部日本国際映画祭が、皆さまの心に笑顔と喜びを届ける、一年の楽しみの一つになれれば幸いです。